男性看護師だという理由で避けられるのは困る

女性の患者さんは男性看護師を断ることも

40代の男性准看護師です。整形外科病棟に3年、内科病棟に3年、療養病棟に3年勤務し、現在は訪問看護を始めて3年目です。
以前、女性利用者さんのお宅に先輩看護師と同行訪問したとき、その家族の方から「マッサージやリハビリで体を触ってもらうのはいいけど、男性にお尻をみられるのはちょっと」と言われてしまい、訪問を断られました。
こればかりはどうしようもありません。訪問看護ステーションの同僚看護師に相談したところ、男性でも訪問できる家をさがしてくれました。けれどその職場は女性利用者の方が多く、男性看護師よりも女性看護師を希望するお客様が圧倒的に多かったのです。訪問できる家がこのままどんどんなくなってしまうのかと思い、訪問には向いてないのではないかと悩みました。

訪問看護を続けることに悩んだけれど

結局その職場は退職し、その後どうしようかと迷ったのですが、やっぱり訪問看護をやりたいと思い直し、男性が所長を務めている訪問看護ステーションに研修に行きました。おかげで、男性でもできること、男性でしかできないことがあるんだと感じるようになり、また訪問看護の道に進みました。

男性看護師には男性看護師のよさがあるから

多くの方は、訪問看護は女性だけの仕事だと思っているかもしてませんが、意外に男性でも需要があります。たとえばリハビリや、体の重い男性の介助、入浴介助などです。そういうところに女性が行くと、力がある男性にお願いしたいと言ってくださる家族の方もいます。また、そうやってひとつ仕事がこなせるようになれば、ケアマネからも信頼を受け、次の仕事がまわってくるようになってきます。
女性は手が器用だが男性は不器用、というイメージが強い昨今ですが、男性でも丁寧にケアすれば、いつの間にか男性看護師を希望してくれる人が集まってくると思います。めげずに頑張りましょう!